blog たつのおとしご通信

【千壽】レッツ・シング~お口の健康を目指そう~(アート部)
皆様こんにちは、千壽老健アート部音楽スタッフです。
昨今オーラルフレイルという言葉をよく聞きます。
オーラルフレイルとは、口腔機能の低下などの身体の衰え(フレイル)の一つで、口腔機能の衰えは結果的に食欲の低下や全身の機能低下へと繋がるといわれています。

千壽老健の音楽療法プログラムでは、このオーラルフレイルを予防することを目的とした口腔体操を、発声練習も兼ねて実施しています。また、抵抗なく取り組めることを大切に、ゲストの皆様にとって馴染みのある音楽を使用するよう心がけています。

以下、最近実施した口腔体操×発声練習のメニューです。
・『鉄道唱歌』パタカラ体操
・『鉄道唱歌』の替え歌(北原白秋「五十音」を使用)
・『雀の学校』とくに歌詞の「ちいちいぱっぱ」を意識して歌って頂く

継続して実施していることもあり、この活動に取り組むゲストの皆様は「お手の物!」といった様子でリズムを取りながらリズミカルに歌われている姿が印象的です。

<龍岡会アート部では、音楽療法・芸術療法を専門に学んだ職員がゲストの皆様に様々なセラピー、アクティビティ、レクリエーションを提供しております。>
【千壽】バレンタインにリズム運動(アート部)
皆様こんにちは、千壽老健アート部音楽スタッフです。
今回は通所での音楽療法プログラムのひとつをご紹介します。

本日はバレンタインですね。
ということで休符から始まるメロディーが特徴的なチョコレートのCMソングを使って、この特徴を活かした手指運動を取り入れたリズム運動を行いました。
主な動作内容は写真の通りですが、今回の一番難しいポイントは指折り運動から手拍子へ移行する箇所で、ここだけ動作のテンポが速くなります。

実際に通所ゲストに活動を紹介すると「聴いたことある」、「チョコレートの!」と声があがり、動作練習ではやはり指折り運動で苦戦されつつも集中して取り組まれていました。通所の職員も練習に加わり、一体感を感じたひとときとなりました。

<龍岡会アート部では、音楽療法・芸術療法を専門に学んだ職員がゲストの皆様に様々なセラピー、アクティビティ、レクリエーションを提供しております。>
【千壽】ステンシル・花カード(アート部)
皆様こんにちは、千壽老健アート部です。
立春を迎えましたが寒い日が続いていますね。
今回は春の到来を願い、作品づくりに取り組んでいただきました。
制作手順は以下紹介の通りです。

①花と葉っぱの型紙を選ぶ
②型の上から好きな色の絵具をのせる
③メッセージを書き込み完成

今回はステンシルという技法をゲストの皆様に体験していただきました。「力加減が難しい」、「絵具ちゃんと付いているかな?」と苦戦しながらも完成した作品を見て「やってみたら楽しかった」と満足感を感じていただけたようです。
書き込んだメッセージは、花や春にちなんだ楽曲の歌詞やご家族への感謝の言葉を書く方もいらっしゃいました。
作品をご覧になる際にはそちらも楽しんでいただければと思います。

〈龍岡会アート部では、音楽療法・芸術療法を専門に学んだ職員がゲストの皆様に様々なセラピー、アクティビティ、レクリエーションを提供しております。〉


【千壽】節分会
本日2月1日千壽老健では節分会がありました。
節分と聞くと、2月3日のイメージがありますが今年は2月2日となります。
実は2021年の節分も2月2日でした。
当時は節分が2日になるのは1897年の節分以来とされ、
124年ぶりに2月2日であると話題になりました。

暴れん坊の鬼が到着する前にゲストと鬼退治の準備です。
ゲストには新聞紙でできた新聞玉を持っていただき、掛け声の練習をします。
「鬼は外、福は内」と大きな声で。
だんだんと掛け声が大きくなっていくと、
暴れん坊で強そうな鬼がやってきました。

さらに鬼に加え秋田県の伝統行事に登場する
来訪神である、なまはげもやってきました。
ゲストは鬼をめがけて力いっぱいに新聞玉を投げつけます。

ゲストの力強いパワーが込められた新聞玉が効いたのか、
鬼もだんだん弱くなっていき最後は「降参です」と逃げていきました。
ゲストの皆さんのお陰で無事に鬼退治成功しました。

最後はゲストの皆さんのご健康とご多幸をお祈りして一本締めで終えました。
鬼が去るとともに早く暖かで過ごしやすい季節になるといいですね。
【千壽】点描画・毛糸小物(アート部)
鏡開きもすぎ新年の雰囲気から日常に戻りつつある今日この頃。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
今年もどうぞよろしくお願い致します。

新年最初の美術活動を千壽老健アート部よりご報告です。
今回は冬の必需品でもある手袋と靴下を題材に点描画で作品を仕上げて頂きました。
それぞれの形の画用紙に顔彩で模様を描いていきます。見本を参考にしながら細かい編み目を描いていく方や、「こんな模様のものが欲しい」と自身でデザインを考えて描く方と様々。
制作中は精神統一するがごとく集中して取り組まれていましたが、カラフルで可愛らしい、個性溢れる作品に仕上がりました。

展示方法もまるで実際に洗濯して干してあるようで、制作後もゲストの皆さまを楽しませてくれるようです。
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